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canの用法
能力・可能(~できる)
主語自身にある能力が備わっていることを意味する。
He can use a word processor.
- 彼はワープロが使える。
He [cannot | can’t] use a word processor.
- 彼はワープロが使えない。
- cannotは1語として数える。
- 彼はワープロが使えない。
状況や条件が許すので何かをすることが可能であることを表す。
- We cannot swim today because the sea is rough.
- 海が荒れているので今日は泳げない。[不可能]
時制の一致を起こすと、canはcouldになる。
- He said he could use a word processor.
- 彼はワープロが使えると言った。
canの代用としての<be able to>
法助動詞は2つ続けて用いることができないため、未来時制や完了時制でcanを用いるときは代わりに<be able to 動詞原形>を用いる。
- He will be able to use a word processor if he continues this practice.
- この練習を続ければ、彼はワープロが使えるようになるだろう。
[FYI] canとbe able toの違い
現在時制の場合、canを用いるのが普通である。be able toを用いた場合、能力の一時的な有無を強調することになる。このためbe able toは主に生物の主語をとる傾向にある。
The baby boy cannot walk yet.
- その男の子はまだ歩けない。
Norah isn't able to walk now because she has sore feet.
- ノラは足が痛いので、いま歩けない。[一時的に歩けないことの強調]
- cannot walkとも言える。
- ノラは足が痛いので、いま歩けない。[一時的に歩けないことの強調]
特に過去時制の場合、couldはできる能力があったかどうかを表し、[was | were] able toは能力の有無に加えて実際にできたかどうかを問題にする。
I could climb Mt. Fuji.
- 僕は富士山に登ることができた。(=登ろうと思えば登ることができた。)
I was able to climb Mt. Fuji.
- 僕は富士山に登ることができた。(=実際に登れた。)
否定文では両者の区別はない。
- I [couldn't | wasn't able to] climb Mt. Fuji.
- 僕は富士山に登れなかった。
また、習慣的に「~できた」という意味ではcouldを用いることができるが、「(たまたまその時1回だけ)~できた」という場合にはcouldを用いず、be able toを用いる。
- I arrived at the concert hall early and I was able to (×could) get a good seat.
- 僕はコンサート会場に早く着いたので、いい席が取れた。
可能性(~でありうる)/推量(~かもしれない)
Anybody can make mistakes.
- 誰だって間違いをする。
She cannot be at home. I called her home just now, but nobody answered.
- 彼女が家にいるはずがない。ついさっき彼女の家に電話したが誰も出なかった。
- 可能性を否定すると「~のはずがない」になる。
- 彼女が家にいるはずがない。ついさっき彼女の家に電話したが誰も出なかった。
There could be other living things in this universe.
- もしかしたら、この宇宙には他の生命体が存在しているかもしれない。
- 可能性のcouldは自信の持てない可能性や推量(ひょっとしたら~かもしれない)を表し、意味は現在になる。過去の推量(~だったかもしれない/~だったにちがいない)を述べるときは<may+完了形>、<must+完了形>を用いる。
- もしかしたら、この宇宙には他の生命体が存在しているかもしれない。
許可(~してよい)
mayよりも口語的な印象を与える。
- Can I play your guitar for a second?
- 君のギターをちょっと弾いてもいいかい?
許可を求める疑問文に対する応答
応答には、Yes, you can. / No, you can’t.以外にも次のようなものがある。特に不許可の応答の場合、No, you can’t.だけでは不許可のニュアンスが強すぎて高圧的に聞こえるため、一言添えることが多い。
- 【許可】
- Yes, of course (you can).(もちろんです) / Sure.(どうぞ) / Go ahead.(さぁどうぞ)
- 【不許可】
- I’m afraid you can’t. / I’m sorry, but you can’t.(すみませんがダメです)
依頼(~してもらえませんか)
<Can you ~?>で依頼を表す。canの代わりにcouldを用いると丁寧さが増す。
- “Could you pass me the salt?” “Here you are. / Here it is. / Here you go.”
- 「塩をとってもらっていいですか?」「はい、どうぞ。」
- Can you pass me the salt?とも言えるが、couldのほうが丁寧な印象を与える。couldにしても意味は現在のままである点に注意。Would you ~?でも同じく丁寧な依頼になる。
- 「塩をとってもらっていいですか?」「はい、どうぞ。」